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お知らせ

口腔筋機能療法(MFT)①

【MFT(口腔筋機能療法)とは】
MFT(口腔筋機能療法)とは「歯並びをとりまく筋肉のトレーニング」です。
歯は、内側からは舌の筋肉、外側からはくちびるやほほの筋肉の圧力きたえず受けています。
これらの筋肉の働きに偏りがあると、歯が正しくない位置に動いてしまいます。

MFTのレッスンで、筋肉のバランスを整え、正しい歯並びの形を保つための環境づくりを行なっていきます。
咀嚼(食べること)・嚥下(飲みこむこと)や、発音をするときに使う筋肉(舌、くちびるなど)のそれぞれを訓練して、正しい咀嚼・嚥下・発音の仕方を覚えていきます。
最終的には、『無意識のときでも舌が歯を前に押し出したり、口が開いたりしていないこと』が目標となります。

【口の周りの筋肉の機能のバランスを崩す原因は?】
口の周りの筋肉の機能のバランス崩す原因として、次のことが挙げられます。
・食べる機能の発達不全
 食べる機能は、後天的に発達するため、成長期における食事の内容が影響を与えます。軟食との関連が指摘されています。
・口呼吸(アレルギー、扁桃肥大)
 鼻が詰まっている状態が続くと、口から呼吸することになり、顎が下がり、舌が下前方に位置付けられます。また扁頭に炎症があると疼痛により舌が前方に位置付けられ    
 てしまいます。
・舌小帯の問題
 舌小帯は舌の裏側にあるひものことですが、これが短かったり、付着部位に問題があったりすると、舌の運動が制限され、発音(滑舌)に影響が生じることがありま
 す。その場合、必要に応じてひもを伸ばす手術(舌小帯伸展術)を行うことがあります。
・指しゃぶりなどの口腔習癖
 指しゃぶりは永久歯が生えてからも長期に続くと口の周りの筋肉の機能に悪影響を与えます。
・不正咬合、骨格異常
 骨格性下顎前突症や開咬など、構造的に口腔周囲筋の機能の正常なバランスが得られない場合があります。その場合には矯正治療が必要です。
・巨舌症

【MFTを始める前のチェック】
□ 不正咬合である。
□ 唇が閉じにくい。
・歯が前に出ている
・口の周囲の筋肉が弱い
□ 矯正治療後、後戻りしている。
□ 食事の時に「くちゃくちゃ」音がする。
□ 食べ物をもぐもぐしているときに、口の中が見える。
□ 鼻呼吸がしづらい。
□ 鼻呼吸をしていても口があいてしまう。
□ 舌の裏のひもが短い(舌小帯)。
□ 爪を噛む癖がある。
□ 指をしゃぶる癖がある。
□ 言葉を話すと歯の間から舌がよく見える。
□ 日常的に上下の歯を接触させていたり、食いしばっていたりする。
□ 睡眠時無呼吸症候群(いびき)

【現状の確認!「いー」の口でつばを飲みこむことができる?】

舌をスポットにつけて、つばを飲み込むことができる。
※舌が前から見えないこと

舌を上下の歯の間から出したり、舌で歯を押している。
※唇を閉じなければ飲み込めない方は舌をうまく動かせていない証拠です

【スポット(舌の正しい位置)とは】
上の前歯の裏側のシワの部分(口蓋の切歯乳頭後方部)のこと。
安静時や嚥下時に舌の先が触れる位置をスポットと名付けています。

【MFTで使用するもの】
・手鏡
・アイススティック
・トレーニングカレンダー

【MFT流れ】
〈第1ステップ〉目標:舌や唇を思い通りに動かせるようになる
①唇をなぞる
②舌回し
③舌のばし
④ティップ&スティック(アイススティック)
〈第2ステップ〉目標:舌や唇を正しく動かすことができる
⑤ミッド&スティック(アイススティック)
⑥舌のばし
⑦ポッピング

⑧「いー」でつばを飲み込むことができる

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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12月の休診日について

いつもご来院頂きましてありがとうございます。

熊本東たけぐち矯正歯科の12月の休診日についてお知らせします。

休診日は電話、LINEでの対応ができませんので、ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願い致します。

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臨時休診について

いつもご来院頂きましてありがとうございます。

11月1日(水)〜3日(金)は学会参加のため、休診とさせて頂きます。

休診日は電話、LINEでの対応ができませんので、ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願い致します。

休診日の急患対応については、当院HPのトップ画面にございます【休診日の急患対応について】をご確認下さい。

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矯正歯科治療の歴史

前歯が欠損したところへの義歯の装着や歯の移動は、イタリア中央部に位置したエトルリアにおいて紀元前8世紀まで遡ることができる。
歯列の不正の問題についてはすでにギリシャ時代の医聖ヒポクラテスが指摘している。
歯科矯正学の原語のOrthodontics は、ギリシャ語の ortho-(正しい、まっすぐな)、-odon (歯)、ikos (ics =科学)に由来している。
歯科矯正学がギリシャ語に起源し、萌出中の歯を指圧で動かすというローマ時代のCelsusの記述から、人類は紀元前から正常な歯並びの重要性を認識していたことがわかる。

口腔内に矯正装置を装着するのは、歯科医学の父とよばれるフランスのFauchard (1728) が歯列の唇側にアーチ状の金属板を置き小孔と歯を紐で結び歯を移動させた18世紀まで時代が大きく下る。

19世紀になると、上下顎歯列の関係に着目して歯の位置異常を改善しようとする装置が考案された。
Kingsleyは1877年に咬合跳躍法を発表し、咬合斜面板を考案した。
この時期に機能的メカニカルストレスに骨梁構造が適応するという法則や機能的に関する仮説が発表された。
この理念はノルウェーで Andresen とNauplによって機能的顎矯正(Funktionskieferorthopadie) に応用され、FKOが開発された。
Herbst (1910)は固定式の機能的顎矯正装置を考案した。
さらにMoss(1964)によって頭蓋顔面の器官の発生、成長、維持は機能的反応であり、二次的かつ代償的であるとする機能マトリックス説が唱えられた。
Petrovic (1972)は、下顎の機能的な前進誘導や後方率引によって下顎頭軟骨の細胞増殖活性が変化することを明らかにした。

形態は機能に従うという治療理念は、大西洋によって隔てられたヨーロッパとアメリカとの間で当時の経済的な格差を背景に、口腔周囲筋の機能力を利用し安価に作製できる可撤式矯正装置と高価な金属でできており金属線などの機械的弾性によって歯を移動させる固定式矯正装置とに分かれて発展した。
ヨーロッパでは特にドイツにおける機能的顎矯正装置、アメリカでは Angle が歯根を三次元的に移動させるための固定式矯正装置を次々と開発し、エッジワイズ装置の考案に至った。
その後1970年にAndrewsがストレートワイヤー法を発表して以来、さまざまなプリアジャステッド装置が製品化され、現在では結紮を必要としないセルフライゲーションブラケットが普及している。

20世紀に入ると、歯の移動に伴う組織学的変化についての動物実験による科学的検証が盛んに行われ、最適な矯正力や歯の移動のメカニズムが解明されていった。
診断学においてはAngleの不正咬合の分類(1899)が定義され、頭部エックス線規格写真分析法(Dowing、1948)が確立された。
現在では、CTやMRIによる画像分析技術が著しい発展を遂げ、顎顔面を三次元的に詳細に解析できるようになった。

医用材料の開発の面からみると、1970年代にはダイレクトボンディング法(三浦不二夫、1970)が一般化、1980年代に超弾性のニッケルチタンワイヤーが出現、最近では歯科矯正用アンカースクリューが応用され、次々と新技術が生まれている。

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11月の休診日について

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不正咬合の原因

【不正咬合の原因】
(1)口腔習癖
口腔習癖は、正しい噛み合わせの条件である 「筋の正常な形態と機能」を阻害し、歯の移動をもたらす場合に不正咬合の原因となります。
それには習癖を行う時期、頻度、強さなどが問題となります。
代表的な口腔習癖には、指しゃぶり、舌突出癖、吸唇癖などがあり、口呼吸も含まれます。

①指しゃぶり
親指をくわえ、吸引する習癖で吸指癖の中で最も多いです。出生直後から乳を吸うために、人は哺乳反射をもっています。
また、生後の口腔機能の発展に伴い、生後4〜5か月頃に乳児の90%近くが指しゃぶりを行うと言われています。
したがって、乳児期の指しゃぶりは生理的なものといえます。
幼児期における心身の発育に伴い、3〜4歳頃には指しゃぶりは自然に減少していきます。
癖が継続するとその頻度、時間、強度によっては不正咬合をもたらします。
上の前歯は唇側に押され、指により前歯の部分は開咬(前歯に上下方向の隙間ができる不正咬合)となる。
口蓋に押し当てて吸引する場合、頰の圧が亢進し上の歯列が狭くなり交叉咬合(前歯のガタガタにより、部分的に上の歯より下の歯が前に出て、噛み合わせが反対になる状態)となります。

②舌突出癖
上下前歯の間に舌の先をを突き出す癖をいいます。
開咬がある場合には、嚥下時の機能的適応として、唇を閉じるとともに舌を上下の歯の間に突出させ口腔前方部の閉鎖を行います。
また、会話時、安静時にも舌の姿勢位として上下歯間に突出させることがあり、不正咬合が維持される要因となっています。

③吸唇癖
唇を吸う癖をいいます。
下唇を吸うものが多く、この場合、上の前歯の唇側傾斜、下の前歯の舌側傾斜、開咬などがおこります。
癖が継続する場合、不正咬合の治療は難しいものとなります。

④口呼吸
アレルギー性鼻炎やアデノイドなどの鼻咽腔疾患が存在すると鼻呼吸が困難となり、口呼吸となることがあります。
この場合、口を開け、舌を低い位置に置き口で息をするため、咀嚼筋や唇の周りの筋肉、頰の筋肉と舌からの力のバランスが変化することになります。
下顎の下方への回転が起こり、開咬、上顎前突が生じます。
舌が下にあることにより、上顎の歯列が狭くなると交叉咬合となります。
習慣性の口呼吸は癖の指導で改善することがありますが、鼻咽頭疾患によるものは耳鼻咽喉科での対応を要します。

(2)乳歯の早期喪失と残存
乳歯が早すぎる時期に抜けると、後方の歯の近心転位(歯が正常な位置より近心位にある位置異常)を招き、永久歯の生えてくるスペースがなくなることから、ガタガタや歯が埋まって生えてこなくなる原因となります。
永久歯の喪失は、両隣の歯のない部位への傾き、対合歯の挺出をもたらします。
乳歯が長期に残存すると永久歯の位置異常をもたらすことがあります。

(3)虫歯
乳歯は永久歯の生えてくる過程において、最良のガイドです。
歯と歯の間の虫歯により歯の幅が減少すると、歯列の周長が減少し、ガタガタの発現につながります。
また、歯の高さが虫歯により減少すると、対合歯の挺出をもたらすことがあります。

(4)小帯の異常
上唇の小帯の位置が高いと、正中離開(上の中央の歯と歯の間に隙間がある状態)をもたらします。
また、舌小帯の強直は、舌が低い位置に保持されるため、発音に影響を及ぼすこともあります。

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10月の休診日について

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