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口腔筋機能療法(MFT)①

【MFT(口腔筋機能療法)とは】
MFT(口腔筋機能療法)とは「歯並びをとりまく筋肉のトレーニング」です。
歯は、内側からは舌の筋肉、外側からはくちびるやほほの筋肉の圧力きたえず受けています。
これらの筋肉の働きに偏りがあると、歯が正しくない位置に動いてしまいます。

MFTのレッスンで、筋肉のバランスを整え、正しい歯並びの形を保つための環境づくりを行なっていきます。
咀嚼(食べること)・嚥下(飲みこむこと)や、発音をするときに使う筋肉(舌、くちびるなど)のそれぞれを訓練して、正しい咀嚼・嚥下・発音の仕方を覚えていきます。
最終的には、『無意識のときでも舌が歯を前に押し出したり、口が開いたりしていないこと』が目標となります。

【口の周りの筋肉の機能のバランスを崩す原因は?】
口の周りの筋肉の機能のバランス崩す原因として、次のことが挙げられます。
・食べる機能の発達不全
 食べる機能は、後天的に発達するため、成長期における食事の内容が影響を与えます。軟食との関連が指摘されています。
・口呼吸(アレルギー、扁桃肥大)
 鼻が詰まっている状態が続くと、口から呼吸することになり、顎が下がり、舌が下前方に位置付けられます。また扁頭に炎症があると疼痛により舌が前方に位置付けられ    
 てしまいます。
・舌小帯の問題
 舌小帯は舌の裏側にあるひものことですが、これが短かったり、付着部位に問題があったりすると、舌の運動が制限され、発音(滑舌)に影響が生じることがありま
 す。その場合、必要に応じてひもを伸ばす手術(舌小帯伸展術)を行うことがあります。
・指しゃぶりなどの口腔習癖
 指しゃぶりは永久歯が生えてからも長期に続くと口の周りの筋肉の機能に悪影響を与えます。
・不正咬合、骨格異常
 骨格性下顎前突症や開咬など、構造的に口腔周囲筋の機能の正常なバランスが得られない場合があります。その場合には矯正治療が必要です。
・巨舌症

【MFTを始める前のチェック】
□ 不正咬合である。
□ 唇が閉じにくい。
・歯が前に出ている
・口の周囲の筋肉が弱い
□ 矯正治療後、後戻りしている。
□ 食事の時に「くちゃくちゃ」音がする。
□ 食べ物をもぐもぐしているときに、口の中が見える。
□ 鼻呼吸がしづらい。
□ 鼻呼吸をしていても口があいてしまう。
□ 舌の裏のひもが短い(舌小帯)。
□ 爪を噛む癖がある。
□ 指をしゃぶる癖がある。
□ 言葉を話すと歯の間から舌がよく見える。
□ 日常的に上下の歯を接触させていたり、食いしばっていたりする。
□ 睡眠時無呼吸症候群(いびき)

【現状の確認!「いー」の口でつばを飲みこむことができる?】

舌をスポットにつけて、つばを飲み込むことができる。
※舌が前から見えないこと

舌を上下の歯の間から出したり、舌で歯を押している。
※唇を閉じなければ飲み込めない方は舌をうまく動かせていない証拠です

【スポット(舌の正しい位置)とは】
上の前歯の裏側のシワの部分(口蓋の切歯乳頭後方部)のこと。
安静時や嚥下時に舌の先が触れる位置をスポットと名付けています。

【MFTで使用するもの】
・手鏡
・アイススティック
・トレーニングカレンダー

【MFT流れ】
〈第1ステップ〉目標:舌や唇を思い通りに動かせるようになる
①唇をなぞる
②舌回し
③舌のばし
④ティップ&スティック(アイススティック)
〈第2ステップ〉目標:舌や唇を正しく動かすことができる
⑤ミッド&スティック(アイススティック)
⑥舌のばし
⑦ポッピング

⑧「いー」でつばを飲み込むことができる

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まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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矯正歯科治療の歴史

前歯が欠損したところへの義歯の装着や歯の移動は、イタリア中央部に位置したエトルリアにおいて紀元前8世紀まで遡ることができる。
歯列の不正の問題についてはすでにギリシャ時代の医聖ヒポクラテスが指摘している。
歯科矯正学の原語のOrthodontics は、ギリシャ語の ortho-(正しい、まっすぐな)、-odon (歯)、ikos (ics =科学)に由来している。
歯科矯正学がギリシャ語に起源し、萌出中の歯を指圧で動かすというローマ時代のCelsusの記述から、人類は紀元前から正常な歯並びの重要性を認識していたことがわかる。

口腔内に矯正装置を装着するのは、歯科医学の父とよばれるフランスのFauchard (1728) が歯列の唇側にアーチ状の金属板を置き小孔と歯を紐で結び歯を移動させた18世紀まで時代が大きく下る。

19世紀になると、上下顎歯列の関係に着目して歯の位置異常を改善しようとする装置が考案された。
Kingsleyは1877年に咬合跳躍法を発表し、咬合斜面板を考案した。
この時期に機能的メカニカルストレスに骨梁構造が適応するという法則や機能的に関する仮説が発表された。
この理念はノルウェーで Andresen とNauplによって機能的顎矯正(Funktionskieferorthopadie) に応用され、FKOが開発された。
Herbst (1910)は固定式の機能的顎矯正装置を考案した。
さらにMoss(1964)によって頭蓋顔面の器官の発生、成長、維持は機能的反応であり、二次的かつ代償的であるとする機能マトリックス説が唱えられた。
Petrovic (1972)は、下顎の機能的な前進誘導や後方率引によって下顎頭軟骨の細胞増殖活性が変化することを明らかにした。

形態は機能に従うという治療理念は、大西洋によって隔てられたヨーロッパとアメリカとの間で当時の経済的な格差を背景に、口腔周囲筋の機能力を利用し安価に作製できる可撤式矯正装置と高価な金属でできており金属線などの機械的弾性によって歯を移動させる固定式矯正装置とに分かれて発展した。
ヨーロッパでは特にドイツにおける機能的顎矯正装置、アメリカでは Angle が歯根を三次元的に移動させるための固定式矯正装置を次々と開発し、エッジワイズ装置の考案に至った。
その後1970年にAndrewsがストレートワイヤー法を発表して以来、さまざまなプリアジャステッド装置が製品化され、現在では結紮を必要としないセルフライゲーションブラケットが普及している。

20世紀に入ると、歯の移動に伴う組織学的変化についての動物実験による科学的検証が盛んに行われ、最適な矯正力や歯の移動のメカニズムが解明されていった。
診断学においてはAngleの不正咬合の分類(1899)が定義され、頭部エックス線規格写真分析法(Dowing、1948)が確立された。
現在では、CTやMRIによる画像分析技術が著しい発展を遂げ、顎顔面を三次元的に詳細に解析できるようになった。

医用材料の開発の面からみると、1970年代にはダイレクトボンディング法(三浦不二夫、1970)が一般化、1980年代に超弾性のニッケルチタンワイヤーが出現、最近では歯科矯正用アンカースクリューが応用され、次々と新技術が生まれている。

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不正咬合の原因

【不正咬合の原因】
(1)口腔習癖
口腔習癖は、正しい噛み合わせの条件である 「筋の正常な形態と機能」を阻害し、歯の移動をもたらす場合に不正咬合の原因となります。
それには習癖を行う時期、頻度、強さなどが問題となります。
代表的な口腔習癖には、指しゃぶり、舌突出癖、吸唇癖などがあり、口呼吸も含まれます。

①指しゃぶり
親指をくわえ、吸引する習癖で吸指癖の中で最も多いです。出生直後から乳を吸うために、人は哺乳反射をもっています。
また、生後の口腔機能の発展に伴い、生後4〜5か月頃に乳児の90%近くが指しゃぶりを行うと言われています。
したがって、乳児期の指しゃぶりは生理的なものといえます。
幼児期における心身の発育に伴い、3〜4歳頃には指しゃぶりは自然に減少していきます。
癖が継続するとその頻度、時間、強度によっては不正咬合をもたらします。
上の前歯は唇側に押され、指により前歯の部分は開咬(前歯に上下方向の隙間ができる不正咬合)となる。
口蓋に押し当てて吸引する場合、頰の圧が亢進し上の歯列が狭くなり交叉咬合(前歯のガタガタにより、部分的に上の歯より下の歯が前に出て、噛み合わせが反対になる状態)となります。

②舌突出癖
上下前歯の間に舌の先をを突き出す癖をいいます。
開咬がある場合には、嚥下時の機能的適応として、唇を閉じるとともに舌を上下の歯の間に突出させ口腔前方部の閉鎖を行います。
また、会話時、安静時にも舌の姿勢位として上下歯間に突出させることがあり、不正咬合が維持される要因となっています。

③吸唇癖
唇を吸う癖をいいます。
下唇を吸うものが多く、この場合、上の前歯の唇側傾斜、下の前歯の舌側傾斜、開咬などがおこります。
癖が継続する場合、不正咬合の治療は難しいものとなります。

④口呼吸
アレルギー性鼻炎やアデノイドなどの鼻咽腔疾患が存在すると鼻呼吸が困難となり、口呼吸となることがあります。
この場合、口を開け、舌を低い位置に置き口で息をするため、咀嚼筋や唇の周りの筋肉、頰の筋肉と舌からの力のバランスが変化することになります。
下顎の下方への回転が起こり、開咬、上顎前突が生じます。
舌が下にあることにより、上顎の歯列が狭くなると交叉咬合となります。
習慣性の口呼吸は癖の指導で改善することがありますが、鼻咽頭疾患によるものは耳鼻咽喉科での対応を要します。

(2)乳歯の早期喪失と残存
乳歯が早すぎる時期に抜けると、後方の歯の近心転位(歯が正常な位置より近心位にある位置異常)を招き、永久歯の生えてくるスペースがなくなることから、ガタガタや歯が埋まって生えてこなくなる原因となります。
永久歯の喪失は、両隣の歯のない部位への傾き、対合歯の挺出をもたらします。
乳歯が長期に残存すると永久歯の位置異常をもたらすことがあります。

(3)虫歯
乳歯は永久歯の生えてくる過程において、最良のガイドです。
歯と歯の間の虫歯により歯の幅が減少すると、歯列の周長が減少し、ガタガタの発現につながります。
また、歯の高さが虫歯により減少すると、対合歯の挺出をもたらすことがあります。

(4)小帯の異常
上唇の小帯の位置が高いと、正中離開(上の中央の歯と歯の間に隙間がある状態)をもたらします。
また、舌小帯の強直は、舌が低い位置に保持されるため、発音に影響を及ぼすこともあります。

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口呼吸と歯並びの関係

【呼吸について】
呼吸には、鼻呼吸と口呼吸があります。
鼻呼吸は、鼻毛や奥のほうにある繊毛が空気中のほこりを取り、乾燥した空気を適度な湿度にして喉や肺にとって刺激の少ない空気にしたうえで体内に取り込んでいます。
口呼吸を原因とする問題の多くは、小児期から始まります。
小児期は成長発育が旺盛な反面、障害も受けやすいと言われています。
この時期に気道が長期的、慢性的に閉塞すると、不正咬合のみならずその後の心身の健康状態などにも大きく影響すると言われています。
空気が口から直接体内に取り込まれることで、口腔内や喉が乾燥し細菌などが直接侵入して粘膜に炎症が起きてしまいます。
また、取り込んでしまった病原菌が、白血球の中に入り込み全身に運ばれてしまいます。

【口呼吸チェックリスト】
□ 朝起きると、喉がヒリヒリする
□ 唇がいつもカサカサ乾いている
□ 食べる時に、クチャクチャ音を立てる
□ 無意識のうちに口が半開きになっている
□ いびきをかいたり、歯ぎしりをする
□ 横向きやうつ伏せになって寝る癖がある
□ 上下の唇の厚さに著しい差がある
□ 歯の噛み合わせが悪く片側で噛む癖がある
□ 歯並びが悪く歯と歯の間に隙間が多い
□ 激しいスポーツをしている
□ 鼻咽頭疾患に罹患している

※1つでも当てはまれば、口呼吸をしている可能性があります。

【口呼吸による不正咬合】
口唇による前方からの圧(口唇圧)がないため、上顎前歯の歯軸は前方へ傾斜します。
これによりさらに口唇閉鎖が難しくなることで上顎前歯は傾斜を強めていきます。
口呼吸の常態化により、本来上顎口蓋部に着いているはずの舌背の位置も沈下し低舌圧になります。
舌圧のかからない口蓋は狭く高くなり、歯列も狭窄、口唇閉鎖不全も相まって、下顎は後方回転し上顎前突の傾向が強くなることが示唆されています。

【口呼吸のデメリット】
① 風邪を引きやすくなる
 口から細菌が通って入ってくると、鼻にあるウイルス探知の鼻咽喉を通過しません。そのためウイルスと戦うための免疫物質の増加を促す信号がリンパ節に発信されず免疫力が落ちて風邪を引きやすくなってしまいます。
② 虫歯になりやすくなる
 口の中の唾液がすぐに乾いて菌が繁殖しやすく、歯の再石灰化もできにくくなり、虫歯になりやすい状態になります。
③ 歯周病になりやすくなる
 口が開くことによって歯と歯肉の周囲が乾燥し、歯周病菌が粘度を持つことで歯に付着しようとします。また、口腔内が酸性になると、歯の表面のカルシウムやリンが溶け出します。通常は唾液により酸が中和され、唾液に含まれるカルシウムなどのミネラルが歯を修復する作用があります。
④ いびきをかくようになる
 いびきは上気道が狭くなることが大きな原因です。口呼吸により筋肉が緩んでいるため、息を吸うたびに舌が気道の方へ落ち込みやすくなります。舌で気道が狭くなりいびきが起こってしまいます。進行すると睡眠時無呼吸症候群になる恐れもあります。
⑤ 口臭を発生させる
 口呼吸は口腔内を乾燥させ、細菌が繁殖しやすくなるため口臭発生の原因になるます。
⑥ 頬や口元の筋肉が弛みやすくなる
 口呼吸で口が開いたままの状態だと、「口輪筋」という全ての表情筋と繋がっている顔のハリを司る筋肉が衰えます。
⑦ 味覚障害になる可能性が高くなる
⑧ 嗅覚障害になる可能性が高くなる  など

【口呼吸の対策〜あいうべ体操〜】
「あー」口を大きく開く
「いー」口を大きく横に広げる
「うー」口を強く前に突き出す
「べー」舌を突き出して下に伸ばす
※これら4つの動作を1セットとし、1日30セットを目標とします。
あいうべ体操を毎日継続していると唇を閉じる力や舌を上に上げる力がついて自然に鼻呼吸ができるようになります。

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矯正治療中の虫歯のリスクについて

矯正治療中は装置があるため歯は汚れが溜まりやすくなり、虫歯のリスクが高くなります。
そのため、おやつの食べ方を工夫し、正しい歯磨きの方法を身につける必要があります。
糖は歯を溶かしやすく、歯の表面のエナメル質は口の中が臨界pH5.5より低い酸性になると溶け始めてしまいます。

【虫歯になりやすい飲み物】
①スポーツ飲料
永久歯の生えかわりが盛んな時期の小中学生が、クラブや部活動などの水分補給にスポーツ飲料を日常的に飲み続けると、歯が酸性環境にさらされる時間が長くなり、生えたばかりの永久歯は酸蝕の影響を受けやすいため、虫歯の危険が高まります。
②健康・栄養ドリンク
美容や健康のために摂取される健康・栄養ドリンクは、少量で歯に触れる時間は短いですが、酸性度は高く、毎日の摂取は要注意です。
飲んだ後はうがいをするなど、工夫をして摂取しましょう。
③アルコール
アルコール飲料は酸性度が高く、歯が溶けやすいとされています。
アルコール飲料は、飲み始めるとついダラダラ飲んでしまい、歯を磨かずに寝てしまう、または歯磨きがおろそかになりがちな飲料です。

【虫歯になりやすいおやつ】
①糖度が高いもの
おやつに含まれる糖度が高ければ高いほど歯が溶けやすい酸性状態が強くなります。
果物や芋など自然な甘さに慣れさせ、お菓子の時はできるだけ甘さの少ないものを選ぶようにしましょう。
②口の中に長時間入っているもの
飴など口の中に長時間入っていると虫歯の原因となる酸が増えてしまいます。
③歯にくっつきやすいもの
甘さが強くなくても歯にくっつきやすいものは、虫歯の原因だけでなく歯垢の原因にもなります。

【おやつの摂取について】
「おやつ=甘いもの」とイメージしがちですが、エネルギーが必要な子どもにとって「おやつ=食事の補助」でもあり、おにぎりや芋類などもおやつの一種です。

〜おやつの量を決める〜
子どもはおやつを好きなだけ与えれば、つい食べ過ぎてしまうものです。
基本は目のつかないところに保管し、与える時に袋からお皿に出すなどして量を決めてあげましょう。

〜おやつの時間を決める〜
口の中が酸性になると歯が溶け始めます。
食事をすると口の中は酸性になるのですが、その後時間が経つと唾液が中性に戻そうと働きます。
しかし絶えず何か食べていると、酸性になる回数が増え、唾液の力が働かず虫歯になってしまいます。
食べる時間を決めてダラダラ食べはしないようにしましょう。

【矯正治療中の歯磨きについて】
矯正装置が入ると、十分に歯磨きをすることがかなり困難になります。
最近では、フッ素入りの歯磨き剤がほとんどであり、虫歯の発生はかなり低くなってきましたが、粘着性のある食物は極力避けていただき、三度の食事の後は必ず歯磨きを励行するようお願いをしています。
奥歯の装置周辺はとくに食物の残りカスが停滞しやすく、虫歯の発生や歯肉が盛り上がることがあります。
外食される場合には、必ず歯ブラシを持参するようにしてください。
学校などで歯磨きができにくい場合は、せめてうがいをするようにお願いします。
矯正用の歯ブラシや円錐形の歯間ブラシもありますので、複雑な装置の周辺ではこれらを併用することをお勧めいたします。

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ホワイトニング 

【ホワイトニングとは】
ホワイトニングの主成分である、過酸化水素・過酸化尿素が歯に浸透して、化学反応を起こし、歯の色素を分解して歯を白くすることです。
当院ではホームホワイトニングを行っています。

【歯の黄ばみの原因】
♦外因性の黄ばみ 
お茶やコーヒーなど飲食物の色素による着色、タバコのヤニ、歯垢や歯石など→歯のクリーニング
♦内因性の黄ばみ 
歯自体(エナメル質内部)の黄ばみ、加齢による黄ばみ、薬剤の影響など→歯のホワイトニング
※ホワイトニングは、被せ物や詰め物などに使われるプラスチックやセラミックなどの人工素材、神経が死んでいる歯を白くすることはできません。
※抗生物質の影響を受けている歯は、色の種類や濃さによっては白くならない場合があります。

【ホームホワイトニングとは】
ホームホワイトニングは、ご自宅でご自身で行っていただく方法です。
最初に歯列全体の型をとり、マウスピースを作製します。
当院では、ホームホワイトニングのマウスピースの歯型とりも《口腔内スキャナーiTero》を使用します。
通常、ピンク色の粘土のような材料で歯型とりをすることが多いですが、歯型とりが苦手な方でも安心です。
ご希望の方は、無料矯正相談も受けることができます。

【こんな人にオススメです!】
・まずはお試しでやってみたい方
・自宅で好きなタイミングでホワイトニングしたい方
・できるだけ白さを長持ちさせたい方
・奥歯まで白くしたい方
・結婚式やフォトウェディングなど大事な日に向けて、ホワイトニングをしたい方

【ホームホワイトニングの流れ】
《初回》
所用時間:約1時間
問診票記入
口腔内チェック・シェード測定・口腔内写真撮影
カウンセリング
歯型とり(口腔内スキャナー)
お支払い
《2回目》
所用時間:約1時間
※1回目から1週間後以降
使用方法説明
マウスピース(ケース付き)+ホワイトニングジェルお渡し
歯のクリーニング

※下記に該当する方はホワイトニングができませんのでご注意ください。
・無カタラーゼ症の方
・妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性がある方
・未成年者(18歳未満)

【飲食について】
・ホワイトニング直後は、酸性の飲食物の摂取は控えて下さい。
・ホワイトニング後24時間は、色の濃い飲食物の摂取や色の濃いうがい薬の使用を控えて頂くことをおすすめします。
・喫煙も24時間お控え下さい。
♦酸性の食品 ※2~3時間は控えて頂きたいもの
・柑橘系飲食物、清涼飲料水、お酢系飲食物、ヨーグルト、アルコール類など
♦着色しやすい食品(色の濃い飲食物)※24時間は控えて頂きたいもの
・コーヒー、お茶全般、赤ワイン、コーラ、カレー、トマトソース、チョコレート、色の濃い調味料、合成着色料など

【使用時間】
1日 30分~2時間以内
・マウスピース装着中は飲食できません。
・相談したまま就寝しないようにお気を付けください。
・毎日使用OK。

【使用方法】
①歯磨きをします。
②マウスピースの対象歯(表側)に1歯ずつジェルを注入します。
③マウスピースを装着します。※ジェルがはみ出た場合は綿棒やティッシュで拭き取ります。
④使用後はお口をよくすすぎ、マウスピースも歯ブラシで優しく水洗いします。
※熱湯をかけると変形します。

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ディスタライザー(カリエール)

【ディスタライザー(カリエール)とは?】
ディスタライザーとは、マルチブラケット装置やインビザライン(マウスピース型矯正装置)の前準備として使用する装置です。
全ての歯を動かす前に、犬歯から奥歯までを正しい位置関係にすることで効率的な治療が可能になります。
以前は抜歯が必要となっていた症例でも、抜歯をしない治療が可能となる場合があります。
上の歯→4番目or3番目から6番目の歯にかけてディスタライザーを装着します。
下の歯→下顎第一大臼歯にボタンをセットし、マウスピースを装着します。
マウスピースは、下の歯が動かないように固定しておくために装着が必要です。
1日20時間以上、ゴムがけをして頂くことで、犬歯と奥歯をⅠ級関係(正常咬合の関係)に移動させることが目標です。

ディスタライザーは、同様の効果を持つ他の装置に比べて、構造がシンプルなため、違和感が少ないことも特徴です。
当初は上顎前突(出っ歯)のかみ合わせの治療ために開発され、金属の装置でしたが、今では透明タイプもあり、目立たずにディスタライザーでの治療ができるようになりました。
また、下顎前突(受け口)用の装置も開発され、適応範囲が広がっています。

適応するケースで、ディスタライザーを使用した場合は、短期間で上下の奥歯の位置関係を改善することにより、マルチブラケット装置やインビザライン(マウスピース型矯正装置)による治療期間だけの治療に比べ、約30%以上の治療期間短縮が計れます。
1ヶ月に約1mmほどの改善が目安となりますが、患者さんの口腔内によって異なります。
また、上下にかけるゴムの力を利用して動かしていきますので、このゴムの協力度によってその期間が左右されます。
使用期間は6~12ヶ月程度です。

♦適応するケース
①3~5ミリの出っ歯や受け口
②軽度~中度の歯並びの不正
③6番目の歯が生えている子どもから成人
♦メリット
①治療期間の短縮
②目立たちにくい
③違和感が少ない
④抜歯をしないで済む場合もある
⑤インプラントアンカースクリューを使わずに済む場合もある
♦デメリット
①ゴムがけとマウスピース装着が必要

【治療の流れ】
①歯面の清掃を行います。
②歯面の処理を行います。
③ディスタライザーに歯科用セメントを塗布します。
④ディスタライザーを歯面にセットします。
⑤照射器でセメントを硬化させます。
※ゴム掛け用のボタンも同様の流れでセットします。
⑥マウスピースも装着し、ゴム掛けの練習をします。

【歯磨きについて】
歯磨きは治療中は特に念入りに行なう必要があります。
取り外しができない矯正装置を使用する場合、歯磨きは矯正装置を装着した状態で行なっていただきます。
矯正中は食べ物が装置の間に挟まりやすく、汚れも溜まりやすい状態です。
特に子どもの矯正治療の場合は、仕上げ磨きをして頂くようお願い致します。
矯正装置に合った歯磨きを行ない、矯正治療を終了させるまでの間、患者様自身でも歯の健康を保つように心掛けてください。
矯正中の歯磨きには、通常の歯ブラシの他にワンタフトブラシと呼ばれる凸型に毛先が集まった歯ブラシや歯間ブラシをご使用ください。
装置の隙間に入った汚れを取り除くことができます。

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セパレーションとバンドについて

【セパレーション】
♦セパレーションの目的
セパレーションとは、延伸させた青いゴム(セパレーティングモジュール)を歯間に挿入し、復元力によって歯間を広げることです。
矯正治療において、バンドを歯に装着する際は、歯間にバンドの厚み分のスペースを必要とします。

スペースを作るということは、ごくわずかですが、歯を動かすことになるので、それに伴う痛みがでる場合があります。
この痛みは個人差が大きく「ほとんど痛みがなかった」という方、「何もしなくても痛かった」という方もいらっしゃいます。
通常の矯正歯科治療では、0.5~1ミリ動かすのに約1ヶ月という時間をかけてゆっくり動かしますが、青いゴムを使ったセパレーションでは、直径5ミリのゴムの伸縮性を利用し、数日~1週間で歯間を調整しようとするため痛みが強いのです。
特に多いのが、セパレーションをしている歯でかたい物が痛くて噛めないというものですが、ほとんどの方が数日程度で痛みが落ち着きます。
痛みがある場合は、かたい食べ物や粘度の高い食べ物を避けていただくことをおすすめします。
矯正治療には痛みが付きものですが、歯の動きとともに口腔内の環境も変わっていきますし、多くは慣れてきます。

1週間ほどすると歯と歯の間にスペースができ、青いゴムが緩くなってきます。(人によってはゴムが取れます)
これは青いゴムにより、歯が移動し、スペースができたためです。
このスペースを利用し、バンドを装着します。
青いゴムは飲み込んでしまっても、時間が経てば自然に体外へ排出されます。
青いゴムが入っている部分は汚れが溜まりやすいため、歯磨きも丁寧に行っていただきます。

♦セパレーティングモジュール装着の流れ
①フロスや機械で歯間部の清掃を行います。
②専用のプライヤーを使用し、青いゴム(セパレーティングモジュール)を歯間に挿入します。

【バンド】
セパレーションによってできた歯と歯のスペースを利用して、奥歯にバンド(金属製の輪っか)をセットします。
当院では、バンドにワイヤーを通すチューブが溶接されたタイプを使用するため、より強固です。

♦バンドの目的
①大臼歯を強力な固定源として利用し、効率的に歯を移動させます。
②バンドをセットすることにより、装置脱離のトラブルが起きにくくなります。
バンドは歯に指輪をしたような状態で歯の周囲を覆うため、他の装置よりも接触面積が大きく矯正装置が外れにくいというメリットがあります。
被せ物(銀歯やセラミックなど)の歯に装置をセットする場合や、噛みしめることが多い奥歯は装置が外れやすいため、バンドを使用します。
③バンドを用いた矯正装置を使用する場合
急速拡大装置やリンガルアーチなどの装置を使用する場合、装置をお口の中で固定するためにバンドを用います。

♦バンド装着の流れ
①青いゴムを除去し、歯間の清掃を行います。
②バンドの試適をし、サイズ選定を行います。(歯にピッタリあうものを探し、いくつか合わせていきます)
③バンドの内側に歯科用セメントを塗布します。
④バンドをセットします。
⑤余分なセメントを拭き取ります。
⑥照射器でセメントを硬化させます。
装着してすぐは、モノが挟まったような違和感、多少の痛みが生じることがありますが、次第に慣れていきます。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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大人の矯正治療③  

【歯並びの乱れによる身体のトラブル】
①むし歯になりやすい
歯並びが悪いと口腔内の自浄作用が阻害されます。
また、歯ブラシを上手く歯面に当てることが難しいためむし歯のリスクは高くなります。
②歯周病になりやすい
口腔内の清掃が行き届かないと、歯石やプラークの沈着が生じやすくなり歯周病を発症する原因となります。
また、前歯の突出などにより口が閉じにくい場合、歯肉が乾き歯肉炎を悪化させる可能性があります。
③咀嚼障害
これは食べ物を噛んで飲み込む作業が上手くできない状態のことです。
咀嚼は歯・口唇・舌などのバランスがとれていなければ機能しません。
当然、歯並びや噛み合わせが良くない状態では良好な咀嚼はできません。
④筋機能障害
歯並びが悪いと口腔周囲にある筋肉の機能に異常を起こすことがあります。
例えば、開咬のように前歯が噛み合っていない状態だと舌を前に突出する癖が認められる場合が多いです。
このように口腔周囲にある筋肉と歯並びは相互の関係になっていると考えられています。
⑤骨格の歪み
成長期において歯並びの異常があると、上下の歯が上手く噛み合わず顎が横にズレた状態で噛むことがあります。
この状態を改善しなければ、ズレた顎の位置が成長方向に影響を与え、異常な顎骨の成長を誘導してしまうことがあります。
⑥発音障害
発音障害とは、正しい発音ができないことや発する言葉が聞き取られにくいという状態です。
歯並びの乱れによる発音障害は、特に舌の筋機能障害に由来することが多いです。
矯正治療によって舌の機能が正常化することで発音障害を改善することができます。
⑦外傷の誘因
歯が前に突出していると転倒や何かにぶつかった時、口唇や粘膜を傷付けるだけでなく、歯の破折や異常な吸収を招くことがあります。

【矯正治療中に気をつけること】
♦食事について♦
矯正装置は治療が終わると撤去する必要があるため、撤去時と同じ強い力が加わると外れてしまいます。
そこで硬い物は食べ方を工夫したり、なるべく控えていただくようお願いします。
例えばせんべいやナッツ類、リンゴを前歯でかじるような食べ方は控え、ある程度細かくして食べることをお勧めします。
また、粘着性の高い食べ物は可能な限り控えてください。
キャラメル・グミ・餅・ハイチュウなどは、ご自身の歯磨きだけでは取りきることが難しいため、むし歯の原因となります。
透明のゴムを装着している場合、コーヒーやカレーにより若干変色する可能性があります。
色が着くと矯正装置が目立ってしまうため、気になる方は控えていただくことをお勧めします。
♦歯磨きについて♦
歯磨きは日常的に行なうものですが、治療中は特に念入りに行なう必要があります。
取り外しができない矯正装置を使用する場合、歯磨きは矯正装置を装着した状態で行なっていただきます。
矯正中は食べ物が装置の間に挟まりやすく、汚れも溜まりやすい状態です。
矯正装置に合ったブラッシング法を行ない、矯正治療を終了させるまでの間、患者様自身でも歯の健康を保つように心掛けてください。
矯正中の歯磨きには、通常の歯ブラシの他にワンタフトブラシと呼ばれる凸型に毛先が集まった歯ブラシや歯間ブラシをご使用ください。
装置の隙間に入った汚れを取り除くことができます。
♦装置について♦
取り外し可能な矯正装置(可撤式装置)は食事や歯磨きの際に取り外すことができるため、食事を普段通りできることや歯磨きがしやすいなど患者様に多くのメリットがあります。
しかし、その反面デメリットもあります。
それは装着時間が短かかったり正しく装着できない場合、効果が得られないことです。
固定式の装置と違い患者様ご自身のタイミングで取り外しができるため、ご本人の協力が必要不可欠となります。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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紹介割引について

【紹介割引】
特典①
紹介した方 QUOカード5,000円プレゼント

特典②
紹介された方 精密検査料金5,000円OFF

特典③
家族割引(家族の2人目から) 診断料金22,000円無料

※紹介された方が検査まで受けられた場合、適応させていただきます。
※割引の併用はできません。

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