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ディスタライザー(カリエール)

【ディスタライザー(カリエール)とは?】
ディスタライザーとは、マルチブラケット装置やインビザライン(マウスピース型矯正装置)の前準備として使用する装置です。
全ての歯を動かす前に、犬歯から奥歯までを正しい位置関係にすることで効率的な治療が可能になります。
以前は抜歯が必要となっていた症例でも、抜歯をしない治療が可能となる場合があります。
上の歯→4番目or3番目から6番目の歯にかけてディスタライザーを装着します。
下の歯→下顎第一大臼歯にボタンをセットし、マウスピースを装着します。
マウスピースは、下の歯が動かないように固定しておくために装着が必要です。
1日20時間以上、ゴムがけをして頂くことで、犬歯と奥歯をⅠ級関係(正常咬合の関係)に移動させることが目標です。

ディスタライザーは、同様の効果を持つ他の装置に比べて、構造がシンプルなため、違和感が少ないことも特徴です。
当初は上顎前突(出っ歯)のかみ合わせの治療ために開発され、金属の装置でしたが、今では透明タイプもあり、目立たずにディスタライザーでの治療ができるようになりました。
また、下顎前突(受け口)用の装置も開発され、適応範囲が広がっています。

適応するケースで、ディスタライザーを使用した場合は、短期間で上下の奥歯の位置関係を改善することにより、マルチブラケット装置やインビザライン(マウスピース型矯正装置)による治療期間だけの治療に比べ、約30%以上の治療期間短縮が計れます。
1ヶ月に約1mmほどの改善が目安となりますが、患者さんの口腔内によって異なります。
また、上下にかけるゴムの力を利用して動かしていきますので、このゴムの協力度によってその期間が左右されます。
使用期間は6~12ヶ月程度です。

♦適応するケース
①3~5ミリの出っ歯や受け口
②軽度~中度の歯並びの不正
③6番目の歯が生えている子どもから成人
♦メリット
①治療期間の短縮
②目立たちにくい
③違和感が少ない
④抜歯をしないで済む場合もある
⑤インプラントアンカースクリューを使わずに済む場合もある
♦デメリット
①ゴムがけとマウスピース装着が必要

【治療の流れ】
①歯面の清掃を行います。
②歯面の処理を行います。
③ディスタライザーに歯科用セメントを塗布します。
④ディスタライザーを歯面にセットします。
⑤照射器でセメントを硬化させます。
※ゴム掛け用のボタンも同様の流れでセットします。
⑥マウスピースも装着し、ゴム掛けの練習をします。

【歯磨きについて】
歯磨きは治療中は特に念入りに行なう必要があります。
取り外しができない矯正装置を使用する場合、歯磨きは矯正装置を装着した状態で行なっていただきます。
矯正中は食べ物が装置の間に挟まりやすく、汚れも溜まりやすい状態です。
特に子どもの矯正治療の場合は、仕上げ磨きをして頂くようお願い致します。
矯正装置に合った歯磨きを行ない、矯正治療を終了させるまでの間、患者様自身でも歯の健康を保つように心掛けてください。
矯正中の歯磨きには、通常の歯ブラシの他にワンタフトブラシと呼ばれる凸型に毛先が集まった歯ブラシや歯間ブラシをご使用ください。
装置の隙間に入った汚れを取り除くことができます。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

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