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矯正装置の特徴、痛み、食事について

⚫️可撤式矯正装置(取り外し可能)
 可撤式矯正装置には機能的矯正装置、顎外固定装置、習癖除去装置および可撤式保定装置とよばれるものがあり、装置の作用と使用目的によって常時城するものと、就寝時に使用するものがある。取り外しが可能であるため、患者さん自身のモチベーションに治療効果が左右される矯正装置である。
《メリット》
装置が歯面に及ぼす影響が少なく、装着時の不快感や見た目が気になるときも、外すことが出来るため楽に感じられる。
《デメリット》
装置の使用が患者さんに任されるため、使用時間が短くなりやすい傾向がある。日々の使用時間が短かったり、何日も装着していないと、装置が口腔内に合わなくなり治療効果が望めない。また、使用状況によって、破損や紛失が起きやすい。
➡︎小児矯正の取り外し装置の場合は睡眠時間も含め、12時間以上は使用してもらう。成人矯正マウスピース矯正の場合は、20時間以上使用してもらう。装置を外している時間は、必ずケースに保管し、破損や紛失を防ぐ。

⚫️固定式矯正装置(取り外し不可)
 歯に直接矯正装置を接着剤やセメントでつけるものである。
《メリット》
患者さん自身で着脱が行えないため、治療効果が期待できる。
《デメリット》
口腔内に装置がついたままなので、食事の後は食物残渣が装置周囲に停滞しやすく、清掃することが難しい。
また、装置が壊れた場合に、自分では取り外すことが難しいため、患者さんにとっては痛みや苦痛を伴うことがある。
➡︎装置の周りは汚れが停滞しているため、歯磨き粉は多くても歯ブラシの3分の1程度にし、汚れを見ながら歯磨きを行う。

【痛みについて】
⚪︎矯正治療では、2つの痛みがある。1つ目は、装置が口腔内に当たって歯肉や粘膜を圧迫する痛みである。2つ目は、歯が動くことによる筋肉痛に似た痛みである。
⚪︎歯が動く際の痛みは個人差が大きく、まったく感じない人もいれば、1週間くらい柔らかい食べ物しか食べられない人もいるので、一概に数日で痛みが解消するとは言い難い。痛みの強い人は鎮痛剤を飲んでも差し支えない。病的な痛みではなく、動くと痛い筋肉痛のようなものである。
⚪︎子供の場合は、痛みが強くて発熱するようなこともあるため、装置を入れた後1週間くらいは保護者によく観察してもらい、何か心配なことがあれば、すぐに連絡をする。
⚪︎装置が口腔内に当たることによる痛みは、それを緩和させるために、ワックス(矯正用のシリコンワックス)を丸めて装置を覆うようにする。
⚪︎口内炎を併発することがあるので、痛みが我慢できない場合は、口内炎の薬を塗布してもらう。

【食事について】
⚪︎前歯で噛み切るような食べ物は避ける。(アイスキャンディーやおせんべいを前歯で噛み砕く、りんごを丸かじりするなど)。
⚪︎肉類(ステーキ、鳥の唐揚げなど)はナイフで小さく切って奥歯で噛む。
⚪︎歯に付着しやすいキャラメルやチューインガムは、装置が外れやすいことや、顎関節に負担を与えることから控えるようにする。
⚪︎痛みがあってあまり噛めない時期は、軟らかく食べやすいメニュー(グラタン、カレー、雑炊など)にして少しずつ慣れていく。

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熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

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